定期購読マガジンを運営するために役に立つ情報を集めました。
目次
定期購読マガジンとは
定期購読マガジンとは、月額の定期購読で、マガジンを販売できる機能です。あらゆるジャンルのクリエイターが、記事を投稿することで、自分の考えや知識を共有したり、ファンの方への発信を行ったりできます。
例えば、公開前の小説やマンガの掲載、有料メルマガの配信、限定動画の公開、ファンクラブやオンラインサロンの運営など、幅広く活用いただけます。
お申し込みには、noteプレミアムへのご登録が必要になります(審査あり)。
1. 定期購読マガジンの開始までの流れ
1)マガジンをつくる
noteプレミアムに登録の上、マガジン作成画面で内容を入力してください。マガジンのタイトル、マガジンの説明を記入の上、販売設定で「有料(継続)」にチェックを入れると申請フォームが表示されます。
2)申請内容の入力
申請フォームに必要事項を入力の上、お申し込みください。審査基準については、利用規約をご確認ください。
なお、定期購読マガジンの記事更新は月1回以上の設定をお願いしております。1ヶ月以上記事の更新ができない場合は、ご自身で廃刊手続きを行うこともできますので、ご検討くださいませ。
※更新のないマガジンについては、運営事務局がマガジンを停止することもありますのでご了承ください。
3)好きなタイミングで公開する
お申し込みが完了すると、マガジンが非公開の状態で作成されます。note運営事務局で、お申し込みいただいたマガジンの内容を審査いたします。審査結果につきましては、ご登録いただいたメールアドレス宛に連絡させていただきます。
審査通過の場合は、お好きなタイミングで非公開から公開に変更していただければ、スタートとなります。はじめたことを、ぜひSNSなどでシェアしていただければと思います。
2. 定期購読マガジンの仕組み
1)定期購読マガジンに記事を掲載するには
定期購読マガジンに記事を掲載するには、新しい記事を公開すると同時に掲載する方法とすでに公開済みの記事を掲載する方法の2つがあります。
■ 新しく記事を公開すると同時に、定期購読マガジンに掲載する
記事を作成し、「公開設定」のボタンを押します。「詳細設定」画面の「マガジン」項目で、定期購読マガジンを選択し、「公開」ボタンを押します。
公開設定画面の「予約投稿」を使えば、設定した日時に投稿予約ができます。 記事が掲載されると、定期購読マガジンの購読者にメールで同内容が届き、アプリを入れている購読者にはプッシュ通知でお知らせがいきます。
■ すでに公開済みの記事を、定期購読マガジンに掲載する
公開済みの記事の下にある [+]ボタンを押すと、マガジンリストが表示されます。リストから定期購読マガジンを選択し、「追加」ボタンを押すと、定期購読マガジンに記事を掲載できます。
▲ 追加するときのマガジンリスト
2)定期購読マガジンに掲載できる記事の種類と見え方
定期購読マガジンには、無料記事と有料記事を掲載できます。どちらを掲載しても、購読者にしか中身は見えませんが、見える範囲と見え方が違うので、ご理解したうえでご利用ください。
■ 無料記事を掲載すると
定期購読マガジンに無料記事(以下、有料記事ではない記事をこう呼びます)を掲載すると、購読した人には記事の中身が読め、購読していない人には、記事のタイトルと月額購読の案内文が表示され、料金を支払うと続きを読むことができます。
左 : マガジン購読者から見た無料記事 / 右 : 購読者以外が見た無料記事
また、定期購読マガジンに掲載された無料記事は、当月の記事だけでなく、前月以前に掲載された記事もすべて読むことができます。
※「試し読み」の機能を使って、意図的に内容を公開することも可能です。
■ 有料記事を掲載すると
定期購読マガジンに有料記事(記事ごとに個別に値付けされた記事)を掲載すると、投稿月に定期購読マガジンを購読していれば、その記事を追加で料金を支払わず読むことができます。
購読している人以外は、記事のタイトルと、クリエイターが設定した有料ラインまでの本文と、購読の案内が表示されます。読者は、該当する記事を単品購入し読むこともできますし、月額購読を選択して読むこともできます。
▲ 有料購読していない人が見た有料記事
「記事を購入する」の購入ボタンを押すと、単品購入で読むことができ、「この記事が含まれているマガジンを購入・購読する」の購入ボタンを押す と、月額購読マガジンの購読者となり記事を読むことができます。
単品でも販売可能なことと、本文が一部表示されているのが前項との相違点です。購読マガジンの購読者は、購読開始月よりも前の月に掲載された有料記事は読むことができません。追加で単品購入をすると読むことができます。
ですので、定期購読マガジンの過去記事を、購読者全員に見せたくない場合は、こちらの方法を選択することをおすすめします。
3. 購読者を集めるためにすること
■ 記事をシェアしましょう
noteの他の記事と同様に、定期購読マガジンに掲載した記事は、記事単位で拡散できます。記事の下にあるシェアボタンを押すと、TwitterやFacebookなどで拡散させることができます。
▲記事のシェアボタン
マガジンページの右下にあるシェアボタンを押すと、TwitterやFacebookでマガジンを拡散することもできます。
▲マガジンのシェアボタン
4. 定期購読マガジンの活用事例
吉本ばななさん(400円/月)
散文やブログを更新、定期購読の記事をあつめた書籍も発売
https://note.com/d_f/m/m91df6ae09447
しいたけ.さん(500円/月)
12星座の占いを毎月更新
https://shiitakeofficial.com/magazines
大江千里さん(864円/月)
エッセイや未公開音源、レシピを公開
https://note.com/senrigarden/m/m5039e31c84d7
決算がよめるようになるマガジン(1,000円/月)
アメリカ・日本のネット企業の決算情報から読む取れることを発信、書籍も発売
https://irnote.com/m/m198d9dfb7e88
5. よくある質問
マガジンについての質問は、ヘルプページの「よくある質問」を参照ください。